医療技術が進歩し、病気、何かしらの病原体がある事が分かってきています。

またその治療も進化しています。

普段の生活でも、風邪、インフルエンザ、RSウイルスなどにより、突然体調を崩すこともあります。

年齢に問わず、感染する可能性があるもの、子供に多い感染症など、日本の国内だけでも非常に多くの感染症があります。

(海外旅行の際には、特殊な感染症にかかる可能性もあり、入国審査時に発熱していた場合は申請を行い、場合によっては特別な処置を受けることもあります)

感染症が流行した際には、予防することが肝心であり、学校などでは感染症の対策を行う必要があります。

特に体力がない高齢者や子供は感染症にかかるリスクが高く、感染症が流行した際には、いくら予防しても感染してしまうことが非常に多くあります。

今、どんな感染症が流行しているのかを知り、ワクチン接種で感染するリスクを下げられるものは事前の対策を行うことが重要です。

現在、どんな感染症が流行しているかは、以下のサイトなどで情報が随時更新されていますので、非常に参考となります。

感染症の流行情報

  1. 厚生労働省:感染症情報
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/
  2. 各都道府県の感染症情報センター
    北海道の場合:http://www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/index.html

上記以外でも、ニュースで最新の感染症情報が報道されることもよくありますので、感染しないよう。事前の情報収集をされることをお勧めします。

なお、サイトでは、感染症に関する最新の情報を日々お届けしますので、参考にいただければ幸いです。

定期的な予防接種がある感染症

日ごろ、いくら注意をしていても、やむを得ずに感染してしまうことがあります。

事前に予防接種を受けていれば、感染を防げるものや、感染しても症状が軽く済むものも多くあります。

体力のない高齢者には、都道府県によって異なりますが、無料や補助を受けて接種できる予防接種があります。

また、同じように体力のない小児にも、定期接種として無料で接種できる予防接種や、妊婦が受けるべき予防接種など様々な予防接種が開発されています。

予防接種が推奨されている感染症としては以下のものがあります。

    小児

  • ヒブ
  • 肺炎球菌(小児、高齢者)
  • 4種混合
  • 麻しん・風疹
  • 水疱瘡
  • おたふくかぜ
  • 結核(BCGワクチン)
  • B型肝炎

上記は、1歳未満の小児が接種すべき予防接種です。1歳未満の小児が接種すべき予防接種は多数あるため、1度に複数を組み合わせて接種することが推奨されています。 予防接種のスケジュールは多数のサイトでも公開されている為、忘れないようにチェックすることをお勧めします。

感染者が多いインフルエンザについて

年齢に限らず、毎年感染者が多いの感染症がインフルエンザです。

インフルエンザには予防接種のワクチンが用意されています。

インフルエンザワクチンは、10月~12月頃に接種することを推奨している医院が多いようです。

インフルエンザワクチンは、大人は1回のみの接種ですが、高齢者や小児の場合、2回接種が推奨されています。

インフルエンザは、毎年12月~2月頃に流行するケースが多いです。

2017年の北海道では、まだインフルエンザが流行しており、警戒情報が発令されています。

出典:北海道感染症センターhttp://www.iph.pref.hokkaido.jp/kansen/501/map.html(2017/4/28時点の情報)

今年のように4月下旬でもインフルエンザが流行していることもあります。

上記は北海道に関しての情報ですが、他にも4月下旬でインフルエンザが流行している地域があります。

以下はNIID国立感染症研究所のデータです(2017/4/28時点の情報)

警戒レベルの都道府県が数個ある事がわかります。

一般的にインフルエンザの流行時期は冬ですが、年度によっては異なる時期にインフルエンザが流行することもありますので、最新の情報をチェックしている必要があります。

インフルエンザになったら

インフルエンザに感染した場合は、病院でまずは検査が必要になります。

インフルエンザに感染していることが分かった場合は、処方された薬を服用し、自宅で過ごす必要があります。

インフルエンザの感染が判明した直後ではまだ感染力があるため、数日間は出勤停止、登校停止が一般的です。

出勤停止期間については各企業で定められています。

登校停止は、学校法で決まっています。

インフルエンザに限らず、学校における感染症の対応については文部科学省が公開している以下の非常に参考になるかと思います。

http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/__icsFiles/afieldfile/2013/05/15/1334054_01.pdf

まとめ

日本には非常に多くの感染症があります。

予防接種で防げるもの、感染した際に症状が軽くなる場合があるものが多数ありますので、できるだけ予防接種を受けることをお勧めします。

感染症によっては、予防方法が異なりますので、どの感染症が今流行しているかを知り、流行している感染症に対する予防をとることが肝心です。

当たり前ですが、万が一体調を崩した場合は、病院で医師の診断を仰ぐことが大切です。

本サイトでは、感染症や、感染症の病原体に関する情報を日々発信しておりますので、参考にしてください。

尚、本サイトの情報に誤りがあるケースもございますので、参考にとどめていただければと思います。

感染が疑われた場合は、本サイトの情報だけを信頼するのではなく、かかりつけ医師の判断を仰いてください。

ニュース総合

寄生虫ニュース

細菌ニュース

真菌ニュース

ウイルスニュース

病原体ニュース